街道松跡 畔1丁目 海田町 安芸郡 広島県
ここより約25m中野よりに、道路の幅が広くなっている箇所がある。これは、かつて並木として街道沿いに植えられていた、街道松があった所である。 この松は、海田に残る最後の街道松で「名残の一本松」と呼ばれ、多くの人が行き交った山陽道の姿を伝えるものとして、長く町民に親しまれてきたが、昭和61年(1986)に松くい虫の被害を受けて枯れたため、惜しまれながら伐採された。 なお、この写真は、昭和60年ごろの街道松である。  平成14年3月 海田町教育委員会