高諸神社 今津町 福山市 広島県
伝承
天武天皇白鳳5年(676)新羅王子が戦乱を避けて日本に向かう途中台風に遭難今津の海辺に漂看した。今津の庄司田盛が新羅王子を助け西の山上に御殿を建て手厚く看病したが王子は翌年に没す。次の年庄司田盛の夢枕に新羅王子が現れれ『我は須佐之男命なり新羅の国王に降誕し日本を慕ってきた(祠を構え我が佩剱を祀れ)』と告げる。庄司田盛は早速この地にお宮を建て剱大明神として祀った。この佩剱が御神体であり高諸神社を『お剱さん』と呼ぱれ今日まで1330年連綿と続いている。