常夜燈 西江原町 井原市 岡山県
この石燈籠は、慶長9年(1604)小堀遠州政一が備中国の奉行となり、領内巡視の時、大患に罹り甲山八幡神社に祈願霊験を得て、今市、木之子渡し談議所(錦橋のたもと今市側)に建立されたものであると伝えられる。 また口碑によると、遠州が小田川畔の要所要所に石燈籠を設置し、高瀬船の上り下りの便を計った。その一つが、この石燈龍であるともいわれている。昭和十三年、県道拡張工事の際に現在地に移転された。 平成13年1月  西江原史跡顕彰会