渡し場跡 真備町川辺 倉敷市 岡山県
ここは山陽道川辺宿にある渡し船の発着場でした。目の前を流れる高梁川には、この渡し船のほか高瀬舟も往来し、交通の要衝として賑わっていたことでしょう。大正8年、人々の念願が叶い川辺橋木橋が完成し、渡し舟の役割は終わりました。それからさらに時は流れて、その木橋も今はなく、新しい川辺橋が現在の私たちの生活を支えています。 平成8年3月  真備町教育委員会