経塔 鉄町 岡山市東区 岡山県
備前の国 案国寺経塔の由来
備前の国安国寺は明応年間(1492頃)戦火で焼失した。江戸時代の始め(1600頃)までは寺は荒廃していたが、眠室宗安禅師が昼夜無休で経典一万部に近い読経の大事業を遂げ寺の再建を記念して経塔を建立した。
 経塔の文字
千時十年(1624)下村住九介作
奉読誦一乗妙典 八千七百部成就所
甲子卯月八日 眠室宗安禅師
平成9年4月吉日 岡山市鉄町内会