三宮神社 神戸事件発生の地 三宮町2丁目 中央区 神戸市
神戸開港早々の明治元年正月11日尼崎へ出向を命ぜられた岡山備前藩の隊士の行列が三宮神社前を通過するとき神戸沖に停泊中の外国軍艦の乗組員数名が行列を横切った。隊士の滝善三郎正信は日本の風習から無礼を怒って相手を傷つけた。それがもとで外国兵士と備前藩士の一行との間に砲火を交える騒ぎとなった。その結果神戸の街は外国兵士によって一時占領されてしまった。(中略)結局滝善三郎は責任を一身に負い外国人代表ら立会いの面前で切腹して、問題は解決した。 三宮神社