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| この建物は沢の鶴株式会社が近年まで使用していた酒蔵です。昭和５３年に古い酒蔵の形態を残して修理し、民俗文化財の資料館として公開しました。 その後、平成７年１月１７日の阪神・淡路大震災で倒壊しましましたが、県・市・復興基金の助成により、旧来の姿に復することができました。その際、木組の内部より天保１０年（１８３９年）に改築したとの墨書が発見され、すくなくともその時期からの酒蔵であることが明らかになりました。 蔵には近年まで使用していた酒造用具１
８ １種２､８８４点か展示されており、建物と一体的に見ることによって近世の酒造りの様子をしのばせてくれます。 平成１１年３月 兵庫県教育委員会 神戸市教育委員会 沢の鶴株式会社 |
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