打出天神社 春日町1 芦屋市 

御祭神 菅原道真公 外九柱
当神社が鎮守座する打出は、西国街道が箕面の山麓から武庫の平野を横断して、初めて海岸に打ち出る地点であった。又、神功皇后と??坂・忍熊皇子に由来する打出の浜。更に、打出の小槌の伝説のある所である。古くから交通の要地である打出は、幾度となく戦火にまみれ、又この大戦(太平洋戦争)にも本殿はじめ消失し、当神社には古記録はない。それ故当神社の創建は明きらかではないが、古来、産土神を祀っていたものを、天神氏信仰が盛んになり、天神さま(菅原道真公)を勧請したものと思われる。この地が古くから交通の要地であったので、天神信仰が早くから伝わったと思われ、天暦元年(947)に北野天満宮に道真公が祀られて、ほど遠くない時期に勧請されたとみたい。又、時代は下がるが室町時代には北野社(天満宮)領の葦屋荘の記録があるのも、何かしら深い縁がある。    芦屋市春日町一番二十一号   ‘           電話0797(22)1877