総社城西木戸跡 総社 総社町 前橋市 群馬県

群馬県水力発電所発祥の地
総社城戸ともいわれ、慶長9年(1604)秋元長朝公は、総社城の築城と城下町の整備を実施、城下の西の固めのため設置した木戸である。天狗岩用水に架設された立石橋(大渡橋)長さ6間(10.8m)、幅2間(3.6m)の板橋の東側にあった。寛永10年(1633)以降佐渡奉行街道(三国道)の総社宿の木戸としての機能も果たし、明け六ツ・暮れ六ツ(6時)には開閉された。ここより南東1253mの野馬塚には南木戸があり、両木戸には木戸番がおかれたと思われる。  平成14年3月  総社地区史跡愛存会 このレンガ積みは、明治27年5月群馬県で最初(全国では5番目)に水力を利用した総社発電所の取水口跡です。(中略)天狗岩用水をせきとめ、50キロワットの電気を起こし、前橋市内に送電してきたが大正3年廃止となり、今は当時の取水口跡を残すのみとなった。  総社地区史跡愛存会