医王寺 新田木崎町 太田市 群馬県
樹 齢 約2〜300年
目通り(幹周り)3.6m雌木
          2.9m雄木
樹高 20m
この二本の銀杏は、当寺の本堂前の参道に、同時期に植樹されたと思われる。木崎宿が盛んな頃は、眼病を治す薬師様として知られ、近郷から参詣者が訪れ、縁日には、出店が並んだ。 当寺は、薬師如来を祀り、康平4年(1061)に恵心僧都の高弟源意法印が草創と伝う。 応永(1394)、文明(1469)に兵火に罹り、また木崎宿の移転で、現地に移った。
 明治31年の寺の古文書に、「銀杏目通り壱丈壱尺廻り壱本」「銀杏目通り七尺廻り壱木」と誌されている。境内にはその他、樫の大木(目通り七尺廻り)六本、杉三十二本があり、僻蒼として、蝙蝠が飛び廻っていたといわれる。
 第二次大戦後、伐採され銀杏のみが残った。平成15年危険防止のため、銀杏の大技を伐りおろした。
平成17年3月
新田町観光協会