遺跡三ツ橋 馬見塚町 伊勢崎市 群馬県
三ツ橋の伝説
建仁2年(1202)の春、世良田長楽寺を開山した、栄朝禅師が牛に乗って「三ツ橋」に通りかかると、橋のほとりで貧しい身なりの夫婦が、2人の幼い子どもを抱えて途方に暮れていました。禅師は「いかがした」と問うと、夫婦は「はい、子どもが急な病気で熱が高く困っております。お坊様、薬でもありましたらお恵みください。」 禅師は牛から降りて二人の顔をのぞき「これはハシカじゃ」と言って、経文を唱えました。すると、みるみる熱が下がりました。 子どもがハシカになったとき、橋の下をくぐると早く治るという俗信は、この三ツ橋伝説がもとになっています。平成17年3月 例幣使道まちづくり会議 

芭蕉句碑