この松は、高さ約9m、周囲約26m、樹齢は400年を超える老木であり、藩政時代、歴代の津軽藩主が御巡行の際、この地で野宴を開き、自らこの古樹に酒を献上したといわれております。主幹は根本から三本立ちであり、双幹のものは各地に生育していますが、三本立ちは珍しいものであります。明治期に入り、水原衛作によりこの松を中心として公園建設が計画され、本市を代表する合浦公園が完成しました。また、地域住民に親しまれ、学術的にも貴重な樹木であることから、平成16年11月に青森市指定文化財(天然記念物)に指定されています。  平成20年12月 青森市
三誉の松 合浦公園 合浦2丁目 青森市 青森県