青岩寺 七戸 七戸町 上北郡 青森県
龍泉山清岩寺は浄土宗白旗派岩手郡大泉寺の末寺とし、天正10年(1582)円良和尚によって開山されたものと伝えられている。本堂は安政2年(1855)に再建されたもので、入母屋造、向拝1間、銅板葺、南面の桁行20.05m、梁間19.1m、向拝の出2.841m、向拝幅4.765mであり須弥壇に本尊阿弥陀如来、右に勢至菩薩、左に観音菩薩を安置している。この本殿は平成9年7月30日付けで県重宝として指定された貴重な建造物である。 庫裏は明治6年、旧官所を移築したものであったが、昭和6年に改築されている。山門は明治6年、旧七戸城の城門を移築したものだが、腐朽が激しく、12年、上層部と袖門を取り、寸を詰め改築している。切妻銅板葺きの四脚門で、正面に扉を設け、左右に仁王像を安置している。以下略 平成12年2月 宗教法人青岩寺  青森県教育委員会  七戸町教育委員会 右ハもりおかミち 

左ハ在郷ミち