明治9年(1876)明治天皇が東北御巡幸の折、浪打峠で行なわれた野立てにこの山下水が用いられ大変喜ばれた。その後この山下水は御膳水と呼ばれる名水となった。その水桶に添えて差し出された和歌が石碑に刻まれている。「足曳の山下水をくみあげてわが大君にお茶たてまつる」

山下水 石切所浪打  二戸市 岩手県