御所野遺跡は縄文時代中期後半(4,000〜4,500年前)の大規模なむらの跡で、65,000uの台地のほぼ全面に600棟以上の竪穴住居跡が見つかっています。発掘調査は平成元年からはじまり、配石と盛土遺構とともにおおがかりに造成された中央の広場を中心に東・中央・西と3つの集落が計画的に配置された典型的なむらであることが分かりました。縄文時代の社会構造を知る上で貴重な遺跡として、平成5年12月21日に国指定史跡となっています。

  御所野遺跡 岩舘御所野 一戸町 二戸郡 岩手県