城下町鍛冶町は奥州道中筋の宿駅である。慶長期(1596〜1615)の築造とみられるこの鍛冶町一里塚は、領内諸道の里程を計測する基点で、交通史跡として重要である。 この一里塚には、もと石の標杭があったが、文化(1804〜)初年頃に撤去されたと伝えられている。

 鍛冶町一里塚跡 紺屋町5  盛岡市 岩手県