重要文化財 岩手銀行旧本店本館  (現中ノ橋支店) 平成六年十二月二十七日指定
この建物は旧盛岡銀行として明治44年4月に竣工しました。設計者は日本銀行本店、東京駅などを手掛けた明治洋風建築界の権威、辰野金吾博士と盛岡出身の葛西萬司工学士の両氏の手によるもので「赤レンガ」の愛称で親しまれています。 構造等は、一部三階建てとなっておりその延床面積は千二十平方メートルに達し煉瓦組積造のルネッサンス様式で統一されております。  中略 建築当時の姿を完全な形で伝え、かつ現在も創建当初の目的で使用されている建物の重要文化財指定は、全国で最初のものであります。   所有者 株式会社岩手銀行

岩手銀行旧本店本館 中ノ橋通1丁目  盛岡市 岩手県