五郎沼の蓮のいわれ
囲いの中の蓮は820年前五郎沼に咲いた古代蓮です。平泉の中尊寺には藤原清衡基衡秀衡の三人の遺体と泰衡の首がミイラとなって安置されています。これは昭和25年の学術調査で確認されました。泰衡の首桶の中から蓮の種子が見つかり調査団の関東学院大学故大賀一郎博士が研究用に持ち帰り保存していたものを教え子の恵泉女学園短大の永島時子教授が生命工学で平成6年に発芽させ平成10年開花五年がかりで栽培にこぎつけ平成11年中尊寺に移植し始めて開花させたことが大きな話題として報道されました。(中略)この蓮は平成14年5月28日に中尊寺から株分けされ五郎沼の地に移植されました。  平成14年5月  箱清水公民館

五郎沼  南日詰箱清水 紫波町 紫波郡 岩手県