重要文化財
創建時の経蔵は、「供養願文」には「二階瓦葺」とある。建武4年(1337)の火災で上層部を焼失したと伝えられてきたが、古材をもって再建されたものであろう。荘厳は歳月に洗い流され、金色堂とは異なった趣がある。本尊は騎師文殊菩薩像。経棚にあった紺紙金字一切経(国宝)は、讃衡蔵に保管。

経蔵 中尊寺 平泉町 西磐井郡 岩手県