藤村文学碑 「あゝ自分のやうなものでもどうかして生きたい」
ここは、島崎藤村の寄寓した豪商「熊文」の跡地である。碑文は、藤村、その友北村透谷、思慕の人佐藤輔子ら明治の青春群像をえがいた名作『春』より採った。藤村の文学をつらぬく基調音として名高い独白である。藤村、輔子とも一関にゆかりがあり、藤村の一関曾遊百年没後50年を記念し、この碑を建てた。  1993年 夏 文学の蔵設立委員会 

  酒の民族文化博物館  田村町 一関市 岩手県