奥州街道は江戸を起点とした五街道の一つで、正式には奥州道中といった。区間は江戸より白河迄で幕府道中奉行の支配下にあった。この本街道を北に延長し、仙台〜盛岡を経て、青森県の北端三厩までの街道も一般に奥州街道と称され、幕府勘定奉行の管轄下にあった。奥州街道は奥州を縦貫する重要な幹線道路で、参勤交代の諸大名や商人荷・庶民の往還で賑わった。ここ大衡村を通る奥州街道は、現在地を含めて、吉岡と三本木宿間の3里20丁(14km余)であった。 平成13年10月 大衡村

奥州街道跡 松の平2丁目 大衡村 黒川郡 宮城県