本陣は宿場に設けられ、大名や幕府役人が休泊した。元和6年(1620)富谷が開宿したのち、検断や肝入を務めた内ヶ崎家が本陣を仰せ付けられた。南部信濃守宿松前志摩守寓、田村左京太夫宿などの関札が残されている。 当時の建物の詳細は不明であるが、現存する有壁の本陣とおなじような造りであったといわれる。

旧本陣内ヶ崎酒造 富谷町  富谷町 黒川郡 宮城県