仙台の大町・立町・肴町・南町・柳町・荒町の6ヶ町は伊達政宗公に従って、米沢から岩出山、仙台と移ってきた町人町で、昔は御譜代町と称した。柳町は初め元柳町の地に置かれ、寛永の初めころここに移って今柳町と称した。慶長6年正月政宗公の仙台城下都市計画にあたり町割りに使用した縄の一部をこの地に集めて焼き、灰を埋めた所に城下鎮護のため堂を建て、大日如来を安置したといい伝える。(中略)昭和28年7月現在の堂を再建した。    大日会
大日如来堂 柳町 青葉区 仙台