左句碑: 笠嶋は何つこ皐月のぬかり道 右碑文:元禄2年(1689年)漂泊の俳人松尾芭蕉は門人曽良とともにみちのくへ旅し悲運の歌人藤原中将実方朝臣の塚を訪れようと名取の郡に入る。折悪しく日没と五月雨の悪路に阻まれ目的を果たせぬままこの地に無念の一句を残し通り過ぎる。時過ぎて三百年、ここに芭蕉翁の句を記すとともに、追慕の思いを込めてこの碑を建立する。 平成元年6月 名取市長 |
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右:かたみのすすき 左: 句碑 笠島はあすの草鞋のぬき処 松洞馬年 |
鞍掛け石(鞍を掛けたのが誰かにつき二説あり) @中将藤原実方朝臣が陸奥守に任ぜられ998年にこの地を訪れた際、 A八幡太郎義家が蝦夷征伐の際。 当時はここより南西約500mの地にあった。 |