弘法大師生誕千二百年記念碑 往昔弘法大師当地方巡錫の砌(みぎ)り大取場小取場の急坂を旅する人々の渇きを癒さんがため掘られたものなり。 別の名を加持清水ともいわれる。古謡の一節より 安達渋川名代のところ 大取小取を通り抜け鹿の鳴石 弘法清水 古く知らるる円東寺 昭和49年12月 円東寺住職 48世信祐 |
伝説の石 昔、二本柳と長谷堂の中間に大きな沼があり、そこに沼の主(竜神)が住んでいた。あるとき沼が決壊して、水がなくなり、自分の相手とはぐれてしまった。沼の主は鹿に化身し、この自然石の上で鳴き、相手を呼んだが見つからず、山を越えて土湯の女沼に移り住んだといわれる。この鹿の鳴き石の周囲を左に3回廻ると、鹿の鳴き声がきかれるという。 安達町教育委員会 |