薬師堂 霊泉 薬師 二本松市
農夫太郎左エ門は、延宝5年(1677)正月2日枕辺に霊夢を見る、この事で南杉田温石沢に村人と発掘に入ったが霊体との出会いは成し得なかった。再び山深く立ち入りついに尊体のお姿を拝し得たのである。尊体出土せるその穴から泉が湧き出し、村人たちは、これを温め浴したるところ総ての病気が治癒し後にわ広く世間に知れわたった。この霊泉を以って「薬師の湯」の起源と伝えられる。太郎左エ門は、この山頂にお堂を建立、薬師堂を開山創立す。以下略   平成4年12月13日   菅野啓蔵  二本松市薬師37−1