年号 明暦4年(1658)
由来 白河風土記に「笠石の碑」とあり年号磨滅して詳ならず、里人これを笠地蔵といい、又一説には「和田胤長の供養塔か」とある拓本をとると明暦の年号で釈迦如来の梵字と施主の字がある。名は不明である。近世になり地蔵菩薩の信仰が盛んになりこの板碑に笠のあるところから笠地蔵尊として里人の信仰と結びついて今日に至った。笠のある板碑は国内でも珍しい。  平成4年7月   鏡石町
  笠地蔵 大字笠石字中央54 鏡石町 岩瀬郡 福島