本陣・問屋・高札場跡 R461 大田原 栃木
本陣は、江戸時代諸大名等が参勤交代などで往復するときの宿舎である。門・玄関・書院などを設けることが特権で、建物は概して大きく、大田原宿本陣は敷地980坪(3242平方m)、建坪381坪(1260平方m)と奥州道中最大を誇っていたのである。宿場で人馬の継立・飛脚の業務を行う所が問屋場である。本宿は本陣職が兼ね、常備に人足25人、馬25疋が置かれていたのである。宿場には高札場があって、さまざまな高札が掛けてあった。親子兄弟夫婦親せきにしたしくすること、家業に精出すこと、きりしたん禁止、にせ金銀の禁止、放火の禁制札などがあり当本陣脇に掲示されていたのである。  大田原市