旧市倉家住宅 五日市920−1 あきる野市 東京都
あきる野市指定有形文化財(建造物) 
江戸末期に、金毘羅山の麓に建てられた、上屋桁行き7.5間、梁行き3間の入母屋造り、四間型、茅葺の民家です。 平成10年から行った解体調査では、養蚕の発達と生活の様式の変化に伴って改造された痕跡や、この建物以前にあった建物の痕跡などを確認し、記録することができました。 この解体調査の成果から。建築当初の形態に移築復原しています。江戸時代末期に、この地域で一般的であった農家の姿を伝えるとともに、上屋桁が上屋柱筋から東西1.2尺、南北1尺外に出る、いわゆる出桁造りとなるなど、この建物の特色も認められます。平成13年3月1日設置  あきる野市教育委員会