庚申塔 平安院 小川町2丁目 小平市 東京都
享保2年 願主 小川弥市 立川xx  
平安院 この寺は元文4年(1739)この地小川新田(仲町)に移住した農民の菩提寺として建立されたものである。享保9年(1724)5月、幕府の許可を得て開発に着手したこの地は、その後順調に進展し、本寺建立の年には移り住む戸数89戸に達している。ここにおいて、本新田の名主小川弥市は、小川寺6代の住職、省宗碩要禅師と図り、この地に寺院の建立を計画、関淑碩三禅師を勧請して開山に迎え、江戸市ヶ谷河田町の月桂寺の境内にあった寺号を移し、遠渓山平安院と号した。 以下略 平成元年1月 小平市教育委員会 小平郷土研究会