御成街道分岐点 油井 東金市 千葉県
左(県道301号): 裏通り(下図黄線)    右: 表通(下図赤線)
東金御成街道 歴史的概要
慶長18年12月(1613)、徳川家康から東金辺での「鷹狩り」の命を受けた佐倉城主土井利勝は、船橋から東金までの沿道にある97ケ村の農民を動員し、翌年1月に「道法八里余り」(約37km)の東金御成街道を完成させました。 東金の滝地区からは旧道を利用したといわれ、右図のルートが現在有力となっています。とくにAの所で分岐し、2ルートとなっていますが、本街道に関する資料が南ルート(赤色)に多く残り、本道の可能性が高いと考えられています。また東金では、家康の鷹狩りの際に「文殊組」を組織し、その組織の烏見役(鷹場を巡検して鳥の所在を追跡する役人)には油井村・大豆谷村・台方村の者がみられ、多くは元酒井家の家臣であったといわれています。 東金市教育委員会

A分岐道祖神 Bおあし坂 C一本松(一里塚跡)F十六石殿(早野家) I厳島神社