金光院 金親町 若葉区 千葉市 千葉県
金光院は正応2年(1289)貞成上人によって金親町小字中原の台地に創建されたが、天文20年(1551)火災のため焼失したので、千葉家の重臣原式部大夫胤清(北小弓城主)が山林20数町歩を寄進して現在地に再建されたと伝えられている真言宗豊山派の名刹である。 当院の所蔵する曼荼羅は金剛界と胎蔵界の二幅に分かれ、ともに幅1.0m、長さ1.54mで麻か絹に描かれていて、寺創建時からのものとみられている。 以下略  平成10年3月 千葉市教育委員会