安洞院多宝塔 信夫文知摺 山口 福島市
木造、重層、方三間、銅板ぶき、正面唐破風付
この多宝塔は、寺伝の記録によると文化9年(1812)安洞院8世光隆和尚の建立と伝えられ、棟梁は地元旧山口村の藤原源次と口伝されている。明治17年に現在の銅板ぶきに改められた。(中略) 多宝塔遺構は畿内には多いが、関東以北には10棟位しかなく、これは東北唯一のものである。  福島県教育委員会