大日堂跡・芭蕉句碑 日光


あらたふと 青葉若葉の日の光里
往古は、この周辺を菩提ヶ原と称し、大日如来の堂があった。慶安2年(1649)、大楽院の恵海がこれを再建、美しい池のある庭園の中にあり、大日如来の石像が安置されていた。明治35年9月の大洪水で総て流され現在は、堂跡にいくつかの礎石を残すのみとなった。  (立て札より) 芭蕉に関する市内4句碑の一つ。「奥の細道」に出てくる名句で、ここに古くから句碑があったが明治35年9月の大洪水で流失してしまったので、もとの石刷りを写して再建したと書かれている。(中略)この碑が再建されたのは、流失して7年目の明治42年10月、山門の某と建立者が刻まれている。日光文学碑散策路  日光市