この古墳は西側の封土が流出していて、巨大な箱型石棺状の石室が露出している。現況で全長5.45m、幅1.6m、高さ1.21mの長方形箱型を呈する。このような構造を持つ古墳は、県内では3例しか認められていない。また、大和朝廷の官人層だけが造営できるという指摘もある。 (中略) 小野妹子を被葬者とする伝承は、江戸時代の記録にはじめて見られる。  平成2年3月  志賀町教育委員会
 妹子神社 唐臼山古墳 水明1丁目 大津市