岩槻城下の時の鐘は、寛文11年(1671)、城主阿部正春の命令で鋳造されました。渋江口に設置された鐘の音は城内や城下の人々に時を知らせていました。50年後の享保5年(1720)、鐘にひびが入ったため、時の城主永井直信(陳)が改鋳したものが現在の鐘です。鐘は1日3回撞かれたとも言われていますが、江戸時代後期には、一日12回撞かれていたようです。以下略    岩槻市教育委員会
時の鐘 岩槻 埼玉