膝子一里塚  膝子528−1 さいたま市
膝子一里塚は、江戸から八里、岩槻へ一里の距離に位置している。この道は日光御成道と呼ばれ、江戸時代に将軍が日光東照宮へ参拝するに際し通行したもので、江戸の本郷追分から王子、岩淵、川口、鳩ヶ谷、大門、岩槻を経て、幸手で日光道中に合流する六宿十二里の道である。(中略)現在、一里塚は東側の塚だけが残されているが、かっては西側にも同様の塚があった。道路改修の関係でやや小ぶりになっているが大宮市内に現存する唯一のもので市指定文化財になっている。  昭和59年3月   さいたま市