壬生寺は、慈覚大師円仁の御誕生地(794)として信仰されてきました。大師堂は、江戸時代貞享3年(1686)日光山輪王寺門跡天真親王が壬生城主三浦壱岐守に命じ再興し、側に小山市飯塚の台林寺を移し別当とした。その後、大正2年(1913)大師1050年遠忌に、壬生町信徒が慈覚大師報恩会を組織し、町民協力し東京上野寛永寺内の天台宗学問所(旧勧学寮)を移築して本堂とする。大正5年新たに壬生寺を創立し現在に至る。尚、境内には慈覚大師産湯の井戸がある。本堂には大師が唐より持ち帰り植えた樹齢千年の白檀の木で作られた大師像が安置されている。 壬生町観光協会
 壬生寺 壬生町 下都賀郡 栃木県