関宿城鬼門除稲荷 関宿三軒家 野田市 千葉県
寛文9年(1669)久世広之が城主となったとき城内に建立されたと伝えられてきました。関宿城の鬼門にあたるところに建立されたため鬼門除稲荷といわれています。関宿地区には稲荷社が多くありますが、これは藩主が城内に祭ったことから各地区に分社ができたと考えられます。しかしお城と関係を持つのはこれだけかもしれません。昭和40年8月21日一陣の竜巻が起こり社の屋根が飛び松の大樹が根こそぎになりましたが付近の民家は難を逃れています。 平成11年3月  関宿町教育委員会