日光東往還(旧日光街道)
「日光来往還」は、江戸時代に五街道のひとつ日光街道(表街道)の脇街道です。 江戸幕府初代将軍徳川家康の命日に日光東照宮で催される大祭に歴代将軍が参拝するとき、表街道とともに利用され地元では古くから「日光街道」とよびならわしています。 公園周辺のクランク状の道(通称・西初石クランク)は、拝礼のために日光へ向かう武士一行が敵に襲撃されるのを恐れ、道中の安全のために設けたともいわれています。 また、街道は幕府直轄の小金牧(土手に囲まれた軍馬育牧場)のひとつ上野牧(かみのまき)の中を通っており、牧の出入り口には土手に木戸が作られ通行のたびに開閉していました。 公園周辺にも木戸があったとの伝承があり、クランクは木戸を通過するために設けられた可能性もあります。
一里塚 西初石6丁目 流山市 千葉県