古い伝説によれば、船橋という地名の起こりは、この海老川の渡しに由来する。古代の英雄が東征の途次 此地の海老川を渡ることが出来なかったとき、地元民が小舟を並べて橋の代わりとし無事向こう岸に送り届けたという。海老川は長く住民に親しまれてきた。春堤に風吹けば花蝶遊び秋淵に水澄めば魚麟踊るといった時代を経、近年の都市化の中で浸水被害が繰り返され流域住民にとって恨みの川となったが、今、市制50周年の記念すべき年に当り国、県の御協力を得、市の総力を結集し、河川及び橋梁を改修。希望の川として蘇ることとなった。  昭和62年7月25日  船橋市長
船橋地名発祥の地 海老川 長寿の橋 本町−宮本 船橋