きもの川久 六実6丁目 松戸市 千葉県
私達のふるさと東葛飾地方は、平安時代の頃から野生の馬が棲む広大な放牧場でした。江戸時代から「小金牧」と呼ばれ、馬は一般に小荷駄用とか農耕用に供給されました。またこの牧場は第八将軍吉宗を初めとして三人の将軍のお鹿狩りの舞台として利用されました。さらに牧場の一部は畑や集落地に開放され、今日の台地内陸部の多くの街の基礎がつくられます。(中略)11代将軍家斉は寛政7年(1795)に、12代の家慶は嘉永2年(1849)に計4回五香六実のお立場でお鹿狩りを行いました。家慶のときは時局がら部隊訓練も行っています。将軍がお立場に立った時の様子が描かれています。