歓喜天 鳥見神社 富塚 白井市 千葉県
白井市指定有形民俗文化財  鳥見神社の歓喜天
 歓喜天は大聖歓喜天または聖天と呼ばれ、人身象頭の特異な姿をもつ。像は男女二天が抱擁する双身像が最も多く造られ、男女和合・縁結び・子恵みの神とされている。 この石塔は安山岩製で、塔身高96cm、幅40cm、厚さ22cmを測リ、正面には抱擁する双身像が陽刻されている。 中略  左側面に「明和8辛卵天 下総州印旛郡冨塚村 腰急雨山西輪寺圓乗院貫随」と文字が刻まれ、この塔が富塚村の西輪寺の関偉者によって、客殿の造り替えを記念して明和8年(1771)に造立されたことが確認できる。以下略 平成10年3月31日 白井市教育委員会