不破関西城門と藤古川 松尾 関ケ原町 不破郡 岐阜県
不破関は藤古川を西限として利用し、左岸の河岸段丘上に主要施設が築造されていました。川面と段丘上との高度差は約十〜二十米の急な崖になっており、またこの辺一帯は伊吹と養老・南宮山系に挟まれた狭陰な地で、自然の要害を巧みに利用したものでした。ここには大木戸という地名も残っており、「西城門」があったとされています。関ケ原町