真言宗豊山派、幡場山大聖寺文殊院と号す。本尊は文殊菩薩。 江戸初期、本陣飯田家の菩提寺として、古くから信仰を集めていた延命地蔵尊の境内をひろげて建立された。開山は寛永2年(1625)に入寂の権大僧都慶恵と伝える。天保6年に全焼し、安政以降正住職を置かず、赴任する仮住職も短期間で他の大寺でへ転住し、出世寺とも呼ばれた。 山門脇に延命地蔵堂、境内に二大閻魔を祀る魔堂、足腰の守り神として知られる子の権現がある。以下略平成14年3月     板場区教育委員会
文殊院 仲宿 板橋