羽鰊 室津海駅館(廻船問屋「嶋屋」) 室津 たつの市 兵庫県

別名「胴鰊」ともいいます。鰊から笹目(えら)と内臓を取り出し、て2〜3日干したあと、さらに身を裂いて2週間ほどほします。それから身の部分を切離し、あとに残った頭と胴の部分が羽鰊です。鰊は特に18世紀後半ころから魚肥としての需要が高まり、羽鰊や鰊粕(油を絞りとった残り)などに加工され、本州各地に送られました。播磨地域では主に綿作などに使われました。