水戸藩氏の毛塚・楠木公社 長岡団地横 長岡 茨城町
秀峰筑波山を望む長岡天徳寺の丘に創建された楠公社は万延の初め尊王の大義を唱え桜田門外の変に決起した水戸正義の志士十有余名は長岡宿に屯集し髪を断ち長岡地内の一隅に埋め同志結盟の證とした。其の後明治9年に村人熟議の上現在地に髪の毛を移し塚を築いて埋納し鎮魂の社として楠公社を創建された。以来昭和25年5月10日茨城百景の一つに指定され且亦昭和49年9月14日「水戸浪士の毛塚」として町指定史跡となる。  以下略   平成7年3月吉日   楠公社奉賛会