相馬神社本殿 藤代
建立は極めて古く元享元年(1321)6月といわれ、安政2年(1855)火災焼失、慶応3年(1867)に再建される。社殿の材質は総けやき造り、屋根は銅板葺き流れ造り、向拝柱に見事な竜の彫刻があり、大床下や三方の壁面脇障子全体が豊麗な彫刻で飾られている。社殿全体の豪華さは、町内にある社殿の中でも群を抜いている。明治40年八坂神社・富士神社を合祀して相馬神社と称した。 元八坂神社は、藤代・宮和田両宿の総鎮守であった。    平成9年11月  藤代町教育委員会