長禅寺は、大鹿山長禅寺と号し、臨済宗妙心寺派の古刹で、京都の妙心寺の末寺です。本尊は延命地蔵尊です。縁起によれば、朱雀天皇の代の承平元年(931)に、平将門が勅願所として創建したと伝えられます。(中略)利根川に面した高台に位置する長禅寺は、風光明媚なところで、取手八景や茨城百景のひとつにも数えられて、昔から地域の人々に愛され親しまれているところであります。この他に小林一茶の句碑や小川芋銭の碑、開闡郷土碑、とりで七福神の大黒天などがあります。ぜひ探索してみてはいかがでしょうか。   平成13年3月     長禅寺 下総の四国廻りや閑古鳥

一茶
長禅寺 取手