本土寺 小金 松戸市
史跡長谷山本土寺(ちょうこくさんほんどじ)
長谷山本土寺は、建治3年(1277)豪族平賀忠晴の屋敷内に、日蓮上人の弟子日朗を導師として招き、開堂したのが起こりです。本土寺は池上の「長栄山本門寺」鎌倉の「長興山妙本寺」とともに「朗門の三長三本の本山」と称される屈指の名刹で、松戸地方における日蓮宗の教団活動の中心とされました。ここには日蓮直筆の書状類をはじめとして、松戸市域の貴重な中世史資料が数多く所蔵されています。近年においては境内の整備がなされ、「あじさい寺」として市民にも親しまれています。  平成13年3月 松戸市教育委員会